南海の黒ヒョウ レイ・セフォー

自分のダブルスのペアは、他人のズボンをズラすのが好きな人種でして、暇さえあれば部員のズボンをズサっと引っ下げてはニタニタしているのですが。
こないだ部活のミーティング中のこと。
そいつが自分のズボンをそいや!とズリ下げてきたんですが、いつものことなのでボーっとしておりますと、何やら下腹部がスースーして涼しいのです。なにかオカシイな、と思ってチラリと下を見るとマイおペニーが宙ぶらりんではございませんか。
そう、馬鹿がズボンだけでなくトランクスまで引っ張りやがって裸。部活の用意をする人らでにぎわう部室前で裸。女子テニス部の部室前で、下半身が裸。しんだ。間違いなくしんだ。まさか全部いっちゃうとは思ってなくて、救援活動が遅れて2秒ほど空白の時間、それだけで充分に死ねる。
「女テニのマネさんむっちゃ見てたで。そんで横のコに耳打ちしてた。」
もう女子ペニス部とかどうでもいいや。なんだか悔しくなってきたので、焼け糞に。
「多分、今晩あのコのオカズされる。」されません。
「俺のヒョウ見られた。というか黒ヒョウ。むしろ南海の黒ヒョウ、レイ・セフォー見られてもうた。」ええ、それはそれはしなやかに動きます。
「普通、ナマでモロでおペニーを見る機会なんてないやん。その機会をかよわい女子に作ってあげた俺は世の役に立ってるねん。しかもその子の今晩のオカズになるわけやし、一石二鳥やろ?なぁ!」
とにかく、学校行きたくない。