Let's 遮二無二!うまい棒! 導入編

よく刑事ドラマなんかで道端に落ちてるボストンバックを開いたら中に札束がてんこもり、というのがありますよね。あれが未だに頭から離れなくて道端にカバンが落ちてるとそれに釘漬けになってしまいます。でも、いつも拾わずにそのカバンを見るたびに札束を思い浮かべてしまう。で、結局2〜3日で誰かに拾われてしまっててその度に「もしあの中にホントにお金が入っていたら!!」と取らぬ狸の皮算用、入ってもいやしないお金に悔しい思いを味わっていました。
しかし、この間偶然にもまたカバンが落ちてるのを発見した自分は、このまま何もせずにただ悔しい思いをするだけじゃいけない、と思い立ち、意を決して拾ってみました。なにかものすごく悪いことをしてるような居心地の悪さと早く何が入っているのか確認したいドキドキ感が入り混じってよくわからない気持ちのまま家に帰宅。中身は一体何が入ってるのやら。
早速カバンを空けてみようと手をかけると何やらGAMEBOYADVANCEの文字が。ちなみに気になる中身は

雰囲気的にどうやら落とし主は小学生低学年の模様。かなりイケナイことをしてしまった、とものすごく落ちこみ、また戻しに行こうかと思ったけどだるいのでそのままにしておく。さて、問題はこれをどうするかだ。
結局、自分一人でうじうじと考えるのが嫌になって友人に相談してみることにした。結局速攻で売ってしまえばいい、という結論に達するけど良心の呵責、罪悪感が付きまといそうなので止めておこうかとも思うが、結局お金の誘惑に勝てず売り払うことに。
きっとそんないい金額にはならないだろうからみんなでカラオケにいって使ってしまおう、という落とし主の気持ちを踏みにじるような最低な事を相談しつつ全部うっぱらいに行く。
途中、ハンコを忘れたり、店員に「全部で10円ね。…冗談やっちゅうねん。」とくだらないことを言われたりイロイロとあったが無事買い取ってもらえることに。
そして3000円くらいだろうという予想を大きく裏切り、なんと7700円という高値で店が買い取ってくれたのだ。
そう、ここから。ここからくだらないことになってしまった。